12年目を迎えたH26富山大学連携フィールドワークは地球科学科より清水先生、石崎先生をお招きし、2年生16名の参加で実施されました。

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今年のテーマは、黒部川 VS 姫川 北アルプスを隔てて流れる両河川の河原に見られる岩石の種類を調べ、その違いを調査します。

7月19日、若干怪しい空模様も何のその。学校を出発してまずは、黒部川へ。

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河原に降り立ち、「8種類の違った石を!」というスローガンのもと、岩石を観察しながら、集めます。

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清水先生からは、ぼーっと見ていたらだめで、自然科学はしっかり観察することが大切、という激励をいただきました。

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また、石崎先生からは、少しずつ見えるようになってくる。たとえば…

「一見雑然と並んでいるように見える石も、じつは並び方に規則性がある。その規則性によって、たとえば長い年月を経て川が無くなったとしても、どの向きに流れていたのかが分かるのです。」

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みなさんには、石の並びの規則性が見えますか?

バスに乗り、一路糸魚川へ。

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ご存じ糸魚川は世界ジオパークにも認定されており…フォッサマグナの西の端、大断層糸魚川静岡構造線の断層路頭が見られます。

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2億数千万年時代が異なる2つの岩盤が接している境界です。古い地層は地下6000mに存在しているとの事です。かつて海であった断層の東側には、枕状溶岩が観察されます。

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断層にほぼ沿って流れる姫川にはその東西にある新旧様々な岩石が流れてきます。その種類は非常に豊富で、糸魚川市が日本一石ころタウンを自称するゆえんでもあります。

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8つ…のつもりが、たくさん集まってきた岩石。この写真を見ただけでも、その種類がいかに多様かが分かります。

 

その後はフォッサマグナミュージアムへ。実習の最後にあるヒスイ探しで1つでも本物を拾うべく、ヒスイの特徴を学びます。

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●白い(ものが多い)

●角は取れているが、球形ではない(かたいので)

●比重が他の岩石より大きい

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なお、昨年は予習万全で宮崎海岸に向かい、多数のヒスイ候補を採取したものの、大学で鑑定してみるとヒスイは0。。今回はその失敗を踏まえて、実習場所を姫川河口付近の海岸にしました。

うーん。石があまりなくて、砂っぽい。。だめかも。と思いきや、清水先生曰く「あまりここで採る人はいないから…穴場かも。」俄然。やる気が。

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採取すること30分。最後は日も照ってきて、海水浴日和…の雰囲気。

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翌日、富山大学での実習に向かいます。鑑定や、いかに。

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黒部川と姫川の違いは?ヒスイはあったのか?  気になる2日目はこちら