PM16:00 安達高校で交流を終えた生徒達は、一路磐梯山の北側、裏磐梯ビジターセンターへ。

そこにあったのは…P1000621_R

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ワオ!そうです。巨大な雪室です。この施設では、冬季にふる雪を蓄え、夏の冷房に活用されています。

P1000615_Rまた、磐梯朝日国立公園内にある施設と言うことで、その自然環境や保全の努力についての紹介をして頂きました。とくに、オオハンゴンソウやウチダザリガニなどの外来種の流入・繁殖が問題となっているとのことでした。

また、登山客が歩くだけで環境が改変されてしまうことなどを知り、改めて自分たちと自然との距離の在り方について考えさせられました。

一日の活動を終えた一行は、宿泊地「リステル猪苗代」へ

山にそびえる城のようなリゾートホテルでした。
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大きな鮎とおかわり自由の炊き込みご飯に舌鼓を打つ生徒達。
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PM20:00 長い一日を締めるまとめの活動では、安達高校との交流を経ての感想を共有しました。
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恒例となった「クイズ山本」本校の卒業生でもある大高建設の山本さんの絶妙な作題に、白熱しながら1日を振り返りました。
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最後は、お世話になった安達高校の皆さんに、お手紙を書きました。
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これにて2日目終了。非常に長い一日でした。
特に、最後の振り返りでは積極的に意見交換がなされたり、発表意見もすごく考えさせられるものであったり、それを聞いて自発的にメモをとる姿が見られたり…と、主体性が高まりつつある様子が感じられました。
夜はもう体が動かないくらい疲れましたが、「福島に来て、よかった」と実感できた、そんな1日でした。

そして、いよいよ視察最終日。
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AM6:30朝食。
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この日は、柳津西山地熱発電所の視察に向かいました。
柳津西山地熱発電所は、福島県柳津町にある出力65000kW(単一ユニットとしては国内最大)のフラッシュ型地熱発電所です。
磐越道会津坂下インターを降りて進むこと30分。見えてきました。
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配管です。フラッシュ型地熱発電所は、地下より蒸気を採る生産井や熱水を地下に戻す還元井を発電設備から離れたところにほる為、あちらこちらにこうした配管が見られるそうです。そして、さらにすすむと、煉瓦色の建物がみえてきました。国内最大、というからにはもう少し大きいと思っていましたが、以外とコンパクトだったのが印象的でした。
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発電所の中には入れないと言うことで、併設されているPR館へ。
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中では、フラッシュ型の地熱発電について、丁寧に説明をしていただきました。この発電所は、普段は無人で動いているとのこと。また、地熱発電所はその性格として、昼や夜で出力を変えない「ベース電源」としての役割を果たしているとのことでした。
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なるほど、温泉水と、地熱発電に使う熱水の循環は異なるんですね。
地下模型。地下にある地熱貯留槽に向かって、多数の生産井・還元井が掘られています。

フラッシュ型の地熱発電所を作るときには温泉業を営む方々の反対に遭うことがしばしばあるそうです。
つまり、温泉の温度が下がったり、湧出量が減ったらどうしてくれる。と。確かに、死活問題です。いかに「影響はない」と説明されたとしても簡単には認められないでしょう。

柳津西山地熱発電所の近くにも温泉があるのですが、稼働して20年、「地熱発電所が温泉に悪影響を与えたことはなく、温泉は無事に湧き出し続けている。」とのことです。

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青空に映える、冷却塔。なお、この設備のレンガ色は周囲の景観に配慮したものであるそうです。

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冬場の写真が展示されていました。
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地熱発電所を建てる際にネックになるのは、その適地の多くが国立公園内にあり、景観や周囲の環境への配慮が求められることであるそうです。

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炎天下、集合写真。さすがに疲れも見られますが、これにて研修の日程は終了。一路富山県を目指します。

ただし、そこは「帰るまでが、視察研修」油断してはいけません。

PM13:00新潟ふるさと村にて昼食。

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少し丸くなったような感じもする未来を担う若者達。
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なお、帰りのバス内ではLIFEが上映されていました。地球上の豊かな自然を鑑賞しつつ、、、

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黒部駅に到着。解団式を行いました。写真は、生徒代表挨拶で「若者のネットワークで社会を変える」と力強く宣言する松岡さん。
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●観光資源を活用した温泉街・地域の活性化

●震災からの復興

●地熱発電の可能性

●再生可能エネルギーの普及啓発

●持続可能な社会の構築

●世代間格差

これからを担う皆さんにとって、世界は課題に溢れている。

そうは言われても安全で穏やかな入善町の中では、なかなか実感を持つことはなかったのではないでしょうか。

今回の研修を経て、私たちが実は直面している問題に触れ、実感を持ったことと思います。

行きのバスで見たエネルギーに関するDVDについて、「怖い」と言ってくれたことは、本当によかったと思っています。

きっとこれまでは目に止まらなかっただろうことを真剣に受け止め、感じられるようになっていると感じました。

 

「福島に行けてよかった。」というにはまだ早いと思っています。

まず1つ、事前研修や福島での研修・交流を通して皆さんの心が変わりました。

でも、それだけではまだ足りません。この研修を経て、行動が変わること。これが一番大切なんです。

その行動で、世界は変えられる。

さて、何をはじめようか?