期末考査最終日の12月4日(水)にクリスマスレクチャーが行われました。

富山県工業技術センター 機械電子研究所 機械システム科 主任研究員 金森直希 先生に「物体の運動を制御する ~ロボットなどに使われる制御の仕組み~」と題し、講演していただきました。

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まずは、自分の身の回りにある制御を探すことから、「制御」のことを考えました。

「制御」とは、目標・目的に合うように動くようにするための仕組みであり、簡単にいえば、望み通りにならないものを望み通りにすることと説明していただきました。

はじめはイメージしにくい概念でしたが、色々と考えていく中で、実際には様々な物事が「制御」という関係にあることがわかりました。

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「制御」というと、テレビやエアコン、自動車などの機械をコントロールすることをイメージしてしまいますが、自転車でバランスをとる、人間関係をつくるなど、ヒトの行為の中にも「制御」とみることができ、「制御」を具体的にイメージすることができました。

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↑とある捕手の考えた制御例

 

 

制御のことがわかってきたところで、工学における制御を考えました。

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運動方程式やばね定数など、物理の授業で学習してきたことを応用した話をしていただき、生徒にとっては非常に難易度が高かったようでしたが、事細かに説明していただき、考えが深まったと話す生徒もいました。

 

また最後に、工学における研究について、先生の経験をもとにお話していただきました。

大学調べや研修旅行など、工学についても調べてきましたが、今回は研究の中身といいますか、具体的にどういったことを考えているのか追体験ができ、工学の世界を垣間見ることができたと思います。

 

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今回は物体の運動を制御するという、普段の授業の中では知ることができない、工学の世界の研究というものに触れることができたと思います。

わからないことだらけで、難しく、工学はムリだなと思った生徒もいるかもしれません。

しかし、それはこれから勉強や経験をしていけばわかってくることなので心配ありません。

むしろ、「わからない・むずかしい⇒やらない」と敬遠することなく、自分の知らなかった新しい世界に思いを馳せて、自分の可能性を試していってほしいと思います。