8月18日(火)~8月19日(水)の2日間、1年生の自然科学コースに興味のある生徒25人で、立山宿泊研修を実施しました。今年度も、立山カルデラ砂防博物館の3人の学芸員の先生に講師をしていただきました。まずまずの天候のもと、元気良く入善高校を出発しました。

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【1日目】

立山カルデラ砂防博物館でビデオ鑑賞をし、その後、立山には4つの特徴ある山であることを教わった。4つとは、上昇する山、氷の山、火の山、水の山のことです。

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いよいよ室堂に向けて出発です。

滝見台からの見える称名滝を楽しみにしていましたが、ガスが濃くて残念ながら全く見えませんでした。生徒は、近くにいたクワガタ虫に夢中でした。

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※弥陀ヶ原 昨年度と同様、動物・植物班、水質・環境班、地形・岩石班の3班に分かれて活動しました。

動物・植物班・・・池塘の周りの植物を観察しました。下の写真は池塘の周囲に生息するモウセンゴケです。食虫植物の一種で、寄ってきた虫から足りない栄養を摂取しています。

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こちらの写真はミヤマアキノキリンソウです。黄色のお花が目をひいて綺麗でした。

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水質・環境班・・・池塘の大きさ、水深、水の温度、pH、COD、硬度を測定しました。池塘は大きさなどによって、発生期・成長期、老衰期、消滅期の4段階に分けることができます。今回は消滅期は見つけることはできませんでしたが、3つの池塘の水質を調べました。硬度はすべて20以下で軟水であることや、CODも小さい値であり、きれいな水であることがわかりました。

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地形・岩石班・・・茶色の層は古い泥炭層、白色の層は遠く九州から7000年前に運ばれてきた火山灰、黒色の層は枯れた植物を分解してくれる微生物がいなかったため酸化された層です。

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※室堂周辺 今年度も外来種除去を行いました。今年はイタドリにしぼって、みんなで競い合うように除去しました。

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今年度は、地獄谷の近くまで行きました。硫黄の臭いは強烈でしたが、生徒たちは、自然の迫力に感動していたようです。ミクリが池の近くでは、雷鳥の親子4羽を確認できました。

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【2日目】

室堂山荘の近くにある洞窟を見学しまた。玉殿の岩屋といって、立山開山伝説の舞台となった場所です。板状節理の間にできた洞窟で、昔から信仰されてきた場所だけあって、足元には古い硬貨が落ちていました。

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室堂山頂を目指して出発です。良い天気で視界も良好でした。途中の休憩風景です。半袖でも汗ばむほどです。朝夕の寒さが信じられません。

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動物・植物班は草花を中心に、環境・水質班は残雪や雪解け水の調査を、地形・岩石班は、岩石や氷河の跡などを中心に観察しました。

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雪の重さを量って、何%の空気を含んでいるか調べました。空気の量が少ないほど、硬い雪になります。

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規則正しく石が割れた様子の板状節理と氷河がずれたあとがついた羊背岩の写真です。

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植物班は、my植物を設定して探していました。

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室堂ターミナルに戻ってみんなで記念写真です。山々も綺麗に見えて良い写真になりました。やはり、たくさんで行くと楽しいですね。ターミナルでお土産を買って下山です。

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2日目の午後は、立山カルデラ砂防博物館に戻って、まとめのスライドを作成し班ごとに発表しました。

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色々な活動に喜んで取り組む1年生の姿に、こちらもわくわくしました。来年も多くの生徒が参加してくれるといいなあ。みんな、お疲れ様でした。