経済産業省の平成26年度地熱開発理解促進関連事業に大高建設(株)の企画が採択されました。

この企画は主に高校生を対象に学習会や視察を通して地熱発電の理解を進めるものです。
地熱発電は国の原子力利用推進の方針や、適地が国立・国定公園に指定されていること、温泉協会の反対等もあり、本格的な推進はなされてきませんでした。しかし、震災を機に再生可能かつ純国産のエネルギーとして注目を集めるようになりました。
富山県、特に東部には国内2位ともいわれる地熱資源が眠っているそうであり…

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<<富山大学のwebページより転載。赤いゾーンの地下が熱いのだそうです。>>

水力発電などを併用することで、再生可能エネルギーの利用を促進できるポテンシャルを秘めた地域なのです。ただし、例えば地熱発電所の建設には25年かかります。この問題の当事者は、何を隠そう若者たちなのです。ということで…

8月に企画されている福島県の視察に先立ち、5月16日に本校自然科学コースと、お隣の泊高校の観光ビジネスコースの生徒の交流会が実施されました。

まずは富山大学理学部生物圏環境学科の上田教授に、地熱発電についての講義をしていただきました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA地熱の利用にはフラッシュ発電、バイナリ発電、地下水の利用…など規模の異なる様々な方法があるそうです。

また、昨年度3年生の課題研究で取り組んだ扇状地の水の研究について、好評価をいただくとともに、大学で実施されている研究を紹介していただきました。

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「黒部川扇状地の水」と一言でいってもその由来は様々であり、黒部川の水と、降水によるものとの混合比が場所によって異なっているそうです。

つづいて、でんき宇奈月プロジェクトの大橋 聡司 会長より、宇奈月温泉での取り組みについて紹介していただきました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA宇奈月温泉では、電気自動車の貸し出しを行ったり、ユニークなバスを運行させるなど先進的な取り組みが行われています。

さらに、ジオエナジーの中村さんからは、40年後を予言した書籍「2052」を題材に、特にエネルギー問題について、明るい未来を築くことができるかどうか今が非常に大切な時であること、この問題は、大人に任せておけばいい話ではない、という問題提起がありました。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そして、いよいよ泊高校のみなさんとの交流です。

自己紹介カードを作成し、アイスブレーク。

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やや戸惑い気味の男子たちをよそに…

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着々と交流を深める女性陣。

その後のセッションでは、今日の講話を聴いて考えたことを書き、互いに意見交換を行いました。

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徐々に会話が弾むようになってきました。最後には、各班で話した内容を報告しました。

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40年後の自分や社会はどうなっているのか。温泉水を利用してこんなことができるんだといった発見、地熱発電のことについてなど、いろんなことを学び、気付かされました。

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今回の内容をもとに、地熱資源やとの理由についての探究活動を行い、8月の視察に向かいます。書籍「2052」はまもなく、教室の書棚に置きたいと思います。

続報に乞うご期待。